
スクール, 人材育成
私たちの理念に共感いただける方は、本スクール二期生を募集しております。ぜひお問い合わせください。
なぜ、後進育成に取り組むのか
「からだの調律 とも」は、施術そのものだけでなく、未来の鍼灸師を育てることも使命だと考えています。特に、視覚障害をもつ鍼灸師が、からだの調律の理念に賛同し、ツボチューニングを身に着けて“ひとりの治療家として自立し、選ばれる存在になること”を後押ししたいという思いがあります。
視覚障害のある鍼灸師が抱える現実
- 日本には約32万人の視覚障害者
- 従業員5名以上の事業所で雇用されている視覚障害者は約3.9万人
鍼灸・あん摩・指圧は、江戸時代から視覚障害者の仕事として根づき、「管鍼法」を世に広めた杉山和一のように、触覚や感受性を強みに社会を支えてきた歴史があります。しかし今、はり師の約6割は雇用先がなく、個人で生きていくしかないと言われています。
資格を取っただけでは“治療家”にはなれない現状
鍼灸の専門学校では国家試験合格に向けた知識が中心で、実際の患者を診る臨床経験が不足しがちです。一方、医師には次のような制度的ステップがあります:
- 6年間の医学教育
- 2年間の病院研修
- チームの中で経験を積みながら一人前へ
しかし鍼灸師には「資格を取って終わり」という構造が残り、特に視覚障害のある施術者は、集客・患者対応・技術研鑽の場にアクセスしづらい現実があります。
私たちがつくるのは、“職人として生きていける環境”です
- 触診技術・施術スキルの向上サポート
- 集客・経営・問診など開業実務の共有
- 孤立を防ぐコミュニティづくり
「誰かに雇われる」だけでなく、自分の技術で、患者さんから選ばれる存在を目指します。
未来へ
触診の鋭さ、相手の変化を捉える力、言葉にならない体のサインを感じ取る力――それらを技術として磨き、社会に還元しませんか。私たちは、あなたの力を必要としています。
一期生アンケート
※集計中/近日掲載予定
この活動に賛同してくださる方、学びたい鍼灸師の方は、ぜひお問い合わせください。
